住宅や公共工事などで見かけることが多い足場ですが、
実は足場に関しては専門の企業があることはご存じでしょうか。
建設関係の現場は色んな働き方が用意されており、足場組立もその1つなのです。
高所作業で危険な側面があるのも事実ですが、魅力と技術が詰まった仕事でもあります。
そこで、この記事では足場組立の求人に関して迫っていきます。
足場組立の仕事ってどんな魅力があるの?
建設工事には色んな業種が関わっていますが、その中の1つが足場です。
日本における住宅やマンション、アパートはもちろんのこと
高速道路や橋なども全て平屋ではありません。
見渡してみるとわかるかと思いますが、高層の建造物はたくさん存在しています。
しかし、高層の建造物も自動で作れるわけではないので、
人が安全に作業をするスペースが必要です。
そこで、足場が大活躍をしています。
ほとんどの建造物には足場組立が無くてはならない、と言っても過言ではないのです。
つまり、足場に関する仕事は常に需要があるため「安定性」のある仕事です。
実際に現場数は多いにもかかわらず職人数が足りず、全国的に足場に関する求人が増加しています。
天候に左右されたり、急ぎのスケジュールがあるとどうしても忙しい業界ではありますが、
不安定な雇用ではなくしっかりと稼げる魅力的な仕事なのです。
足場組立の仕事は未経験でも挑戦できる?
足場組立の仕事は安定性もあるおかげで高収入も目指せます。
そこで、よく耳にする声があります。それは「未経験でも挑戦できるのか」というものです。
答えはもちろん挑戦できます。
足場の組立に従事するよりも前に他の建設関係の現場を経験したことがある職人もいますが、
全く別の業種から足場組立の作業に来られた方も多いのです。
敷居が高く感じがちな作業ですが、未経験の方も安心してトライしてください。
未経験から熟練職人を目指し、国家資格を目指して頑張っているスタッフもいます。
また、ブランクのある職人の方も挑戦を歓迎しています。
足場の組立・解体の作業とは?
では、足場作業とは具体的にどのような作業なのでしょうか。
足場の組立
建設現場に必要となる足場は、ある日急な依頼で急行するような施工ではありません。
発注いただき、入念に打ち合わせを行った上で施工日を決定しています。
打ち合わせの段階で作業員数や必要な資材数を計算し、準備に入ります。
養生が必要な箇所なども事前に細かくチェックしています。
その後、施工日に速やかに足場を組み立てたら完成です。
塗装や屋根の専門業者などがその後足場を使って作業を行います。
現場作業に引き継ぐ必要があるので、足場組立はかなりスピーディーに実施されています。
足場の解体
足場はあくまでも様々な作業のためのスペースに過ぎません。
作業が終わったら速やかに解体をする必要があります。
解体後も速やかに引き渡しを行う必要があるため、スピーディーに解体を実施します。
このように足場の作業とは組立と解体に2つに分けることができます。
建設業の中で特に高所作業に集中してかからねばならず、
危機管理意識をしっかり持って挑む必要があります。
労働災害を防ぐためにも資材の落下はもちろんのこと、
作業員も転落をしないように指導を行いながら作業を行っています。
危険も多いけど魅力も多い!足場組立作業の魅力を知りたい!
労働災害についても触れましたが、足場組立や解体の作業は危険な仕事であることは事実です。
しかし、現場には魅力が多いこともぜひ知ってください。
では足場の魅力とはどんなものでしょうか。3つのポイントに分けてご紹介します。
求人に関心のある方は是非ご参考にしてください。
1.年齢不問、誰でも挑戦できる
足場の求人の多くは年齢不問・誰でも挑戦できると掲げています。
実際に足場組立や解体に関しては老若男女問わず挑戦者がおり、
アクティブに作業に従事しています。
法律上年齢に関する制限が一部ありますが、中学校卒業後に現場を経験し、
その後足場の職人として成長をしていく人も少なくありません。
作業員として誰でも足場関係の仕事に従事することができます。
2.好条件が多い
足場の求人は柔軟性がある内容が多いのも魅力的です。
例えば作業員として正社員を募集しているところもあれば、
請負式で業務委託を採用しているところもあります。
後者の場合は独立も視野に入れた求人内容となっており、
将来的に職人として足場業界で独立を目指すことも可能なのです。
また、しっかりと正社員として安定性を確保しながら働くことも出来るので、
好条件が多い業界です。
もちろん危険な作業な分収入も高くなっており、
高収入を目指したい方にもおすすめの求人です。
3.様々な資格を取得しスキルアップできる
足場の求人は先にご紹介のとおり、年齢や性別が不問で誰でも挑戦できます。
業界全体がどんな方でも歓迎しており、アットホームな雰囲気です。
加えて、足場に関する資格を取得することでスキルアップも目指せます。
とび職関係の資格も合わせて取得を目指す人も多く、
足場作業に従事することで建設業界のエキスパートとして成長が目指せるのです。
まさに足場の仕事は手に職で、
組立や解体を通して足場職人のプロフェッショナルとして活躍できます。
足場に関しては現場作業に無くてはならない「足場組立て等作業主任者」という資格があります。
まず多くの職人がこの資格を登竜門として目指しています。
労働者指揮のために必須の資格であり、全国どこでも通用する資格です。
取得していると優遇を設けている求人もたくさんあります。
未経験者には特別教育も導入されています
足場に関しては難しそうに感じても無理はありません。
そこで、未経験者の方には「足場の組立て等特別教育」が実施されています。
こちらは資格とは異なり、足場に関する研修です。
現場作業への心得、技術に関する研修が行われています。
なお、足場に関しては法律上18歳未満の場合は
直接の業務に従事することが出来ないという決まりがあります。
特別教育を受けられる方は満18歳以上と規定されています。
受講自体は可能でも修了証の発行は年齢条件をクリアしてからになります。
特別教育でしっかりと足場に関する教育が行われているので、
求人にも思い切って挑戦してみてください。
熱いハートで足場の施工に挑戦しよう
建設現場を支える存在である足場ですが、組立や解体も非常にダイナミックな作業です。
従事している方はいつも精悍な顔つきで、タフな職人に成長していきます。
年齢や学歴に捕らわれない魅力的な仕事です。
熱いハートさえあれば、立派な職人に成長します。
是非この機会に足場の求人へのチャレンジをお待ちしております。